湿式建材(左官材料など)3選 記事を書きたいと思います。

こんばんは。立建産業の河原です。
ノートパソコンのキーボードを叩く力が強すぎて、半角ボタンが壊れてしまいましたが、
今日も今日とて、ブログを更新します!


目次

湿式建材って?

~湿式建材~
左官工事などのように、水を混合した材料・工法を用い、乾燥硬化に一定の時間がかかる工法を用いる(湿式工法)際、使用する建材。

~weblio辞書様より引用~

聞き慣れない言葉ですが、要はセメントや漆喰等の、水分を用いて硬化させるような建材の事を総称して「湿式建材」と呼びます。
今回の記事では、湿式建材の代表格を3選、記事にさせて頂きます。

なお、使用される方や地域により、違った商品を用いるケースもありますゆえ、
本記事に関しては、僕目線での5選となりますので、何卒ご了承くださいませ。

まずは代表中の代表!セメント!

まずはセメントです。ホームセンターさんなどでもよく見かけますね。
大体は、25kg入の一袋単位で販売されているかと思います。
弊社では、週に2~3回程度、パレットで引取りしております。

積み込み風景などは掲載できませんが、
弊社のような業者が工場より袋セメントを引き取る際は、
コンベアから流れてくる袋を、持参した木製パレットに積んでいきます。
これ、わりと体力を使います!笑

セメントの原料と製造過程

セメントの原料は、石灰石、粘土、けい石などです。それらを調合したものを粉砕し、
それらを焼成してクリンカーにします。

クリンカーの写真です。

このクリンカーをさらに粉砕し、粉末状態のセメントが出来上がります。

セメントの使用方法

さて、セメントの使用方法の説明です。

一般的に、セメントを使って「モルタル」を作っていきます。
このモルタルは、外構工事に欠かせない建築資材です。

~モルタル~
セメント・水・砂を混ぜて出来上がった、ペースト状のモノ。
コンクリートは、さらにこのモルタルを原料にして砕石を混ぜたモノです。

上記のように、セメントに水と砂を混ぜた上で、モルタルを作ります。
このモルタルは、例えばブロックやレンガの接着剤(目地材)や、仕上材として
使用します。

セメント・水・砂の配合はケースバイケース

セメントに対して、砂・水はどれくらい使うのだろう?とお悩みの方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
セメントと砂の配合バランスは、「1:3」が目安、とも言われますが、
施工する時期や、用途(中詰め用・仕上げ用 等)により、バランスが変わります

詳しく知りたい方は、状況などをお知らせの上、ご連絡頂ければ、
アドバイスをさせて頂きます。

便利なインスタントセメント(ドライモルタル)

DIYなどでも活躍中のドインスタントセメント(ドライモルタル)についてのご紹介です。

インスタントセメント(ドライモルタル)は、
砂を用いず、簡易的にモルタルのような効果を得られます。

弊社では、羽根産業の、ドライモルタルを在庫しており。

ブロックモルタル(豊運)

豊運のブロック下地調整軽量モルタルです。
コンクリートブロックを上塗り仕上材をする前の、
下地を調整する商品です。
軽いサンド系モルタルですので、使い勝手がよく施工性が良いです。

関連記事

左官の仕上げを支えるのは下地です。
下地処理がしっかり施されていないと、
雨漏れやコンクリートのひび割れ、亀裂の原因となります。

ニューサンドモルタル(畑中産業)

弊社では在庫は取っておりませんが、ニューサンドモルタルも
同様の、下地調整材となります。(手配は可能です。)

漆喰 城かべ(近畿壁材工業)

~漆喰(しっくい)~
壁の上塗りなどに使われる、水酸化カルシウムを主成分とした建材のこと。

漆喰は、古くからお城や土蔵などで使用された伝統的な素材です。
現代の乾式工法に用いられる素材には、有害物質が含まれていると言われております。
漆喰は、天然素材で出来ており健康にも良いと言われております。
防火性や耐火性、吸放湿性にも優れております。

さて、城かべのご紹介です。

城かべは、有名建築に使用されている実績のある漆喰商材です。
建材屋として弊社も在庫しております。

城かべ 施工手順のご紹介

城かべの施工手順は、伝統の漆喰工法です。
下記、メーカーさんのホームページよりダウンロードした資料ですので
ご確認くださいませ。


今回は、3点の湿式建材(左官材料)をご紹介致しました。
(いずれも弊社通常在庫品より)
湿式建材は、たくさんの種類の商品があります。
またの機会に他の商品を紹介させて頂きます。

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