かなりお久しぶりの更新。

かなり久しぶりのブログ更新。記事を更新するのはかなり久しぶりです。(なんと約3年間くらいのインターバル)

なかなか更新を続けていくのは難しいものですね。更新できなかった(しなかった)言い訳を考えていくと、いくらでも沸いて出てくるのですが、あれやこれやというのも恰好が悪いので、胸の内にとどめておく事とします。

とはいえ、ありがたい事に当ブログにもアクセスが毎日それなりにあるようです。

そして、砂やバラス、真砂土等のご依頼であったり、外構工事のご依頼、はたまたDIYされる方からのご相談など、お問合せ件数はのべ100件は超えるでしょうか。

とてもとてもありがたいお話…。
今後共、お気軽にお問合せ下さいね。

さて、ブログをお休みしていたここ3年で社会がガラッと風変りしました。弊社に関しても、なんとか順応していく中、ありがたい事にお仕事を続けさせて頂いております。

今回はせっかくブログを更新してみようと筆を執ったわけですので、特に印象の残っている変化を3つほど記しておきたいと思います。

目次

ベトナム人実習生、就労期間満了。

まず、ベトナム人技能実習生2名が、約2年半の勤務を満了しました。
本当にお世話になりました。

実習生に関しましては、問題ばかりがクローズアップされる昨今ですが、もちろん、良い面・悪い面とそれぞれあることと思います。

そして私自身、これを身をもって体感した次第ですが、体力・真面目さの部分でいうと、やっぱり大変に助かる存在でした。早朝からバリバリ動いているところをみて関心したものです。夏場の猛暑日はさすがにしんどそうでしたが、それでも体力があるな、という印象でした。

個人差があるかと思いますが、日本語がどうしても上達しなかった(専門用語が飛び交う業界ですので余計に)ため、技術面の指導が難しかったです。。その為、やはり一定以上の作業に関してはできないまま、3年の期間が満了となってしまいました。
また、実習後期になってくると、急激な円安に直面し労使共に大変な部分もありました。

このように色々と事情はありましたが、
弊社に来て頂いて本当に良かったなと思っております。

約2年半の就労を終えると、雇用をあと数年継続する制度も整っています。
しかしながら弊社が継続して雇用できなかった理由は、コストの観点からでした。

前述した円安の波や賃金の事、または日本語の問題に関してもそうですが、
新人(しかも外国人)に対しては、やっぱり必要以上に過保護にしていかなければいけませんし、生活面の面倒も見なければなりません。
→結果的に、それなりの時間を費やすことになりました。

というわけで、日本人の新人を雇い入れるよりも、様々な面からコストがかかる結果となりました。(組合や受け入れ団体により、それぞれ事情が変わると思いますので一概には言えません。)

そうした部分に疲弊してしまったことは事実であり、今後の反省に活かしたいと考えています。

ベトナム人実習生のこと以外にも細かな変化が色々とありました。こちらは本業に関わる話です。

コロナによる変化


コロナ渦によりDIYがちょっとしたブームとなりました。一般のお客さまから人工芝や防草シート、バラス等の園芸商品についてのお問合せが増えました。また、人工芝の施工件数が飛躍的にあがりました。
新築物件においては、宅配ボックス設置がスタンダードになりました。
そして、外構業界については、お客様の流れが変化したように思います。これには、現在もなお続く大きな転換期だという認識がありますし、こうした変化には適応していかねばなりません。

資材高騰

最後に、資材の高騰が今もなお続いております。

2019年頃から一部商品について余波がありましたが、その流れを引いたまま、コロナ渦→ウクライナ侵攻と突入してゆきました。

そうして2020年から現在に至るまで、資源の高騰、運賃や人件費の高騰、低金利そして円安、と列挙すればキリがないくらい、コストプッシュインフレが起きる要因が重なりました。これは、きっとどの業界でも同じ事なのでしょう。

弊社においても、
累計9割方の資材に関して値上がり通知を受け、半分以上は価格転嫁が進んでいる状況でしょうか。

会議を重ねる中で、「かかるものはかかるんだよね」 …そう納得した上でも、いくら何でもな…、という思いがあったりもしました。

しかし、
「これまで安売り合戦を行ってきた日本経済のツケ」というのが大テーマな気がしていて、そしてそれを徐々に是正していく方向へと進んでいる。

そんなように考えていくと、
今後の見通しとしては、現状の値上げラッシュに対してプラスにとらえる事も出来そうです。

経済全体でみれば少なからず底上げされているのでしょう。
値上げ(賃上げもそうですが)をしていく空気感や風潮も、経済全体にとっては大事な要素の一つですね。

そんなわけで、資材高騰の影響を受けているのも致し方ない事実であって、
これもまた、大きな変化でした。
(もちろん、出来る限りの価格交渉は行っております。)

さて、こうした大きな変化を受けながら始まった2023年度はスタートしております。目下の経営課題はたくさんあり、1つ1つ、クリアしていかなければなりません。

経営課題…。
弊社の場合、まずは、人。次にも人。
田舎の中小企業からすれば、やっぱりこれが一番大きなテーマです。

本年度からは、学卒者の新卒採用も取り組んでいく次第です。「職人」という仕事をもっともっと世の中に広めていかなければなりません。

ありがたい事に、熟練した職人さんが毎日のように弊社の仕事をしてくれております。中には社員として若い時から務めて頂き、ここ数年で独立した方もいらっしゃいます。

こうした技術を継承していく事や仕事の魅力を伝えていくことが、長年外構工事全般に携わっている、弊社の使命でもあります。そうした目標を何とか人材確保へと結びつけていけるよう、1つ1つ、クリアしていていかねばなりません。


そんなわけで、近況報告、といいますか、久しぶりのブログ記事はこのあたりで終了となります。ご拝読、ありがとうございました。

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