テラス屋根のご紹介をします!(たつの市 立建産業)

エクステリアの商品は、カーポートや駐輪場、フェンス、門扉等などなど…
様々な種類に分かれております。
そのため、各メーカーの総合カタログといえば、とても分厚い事はご存知でしょうか?
(一冊が、かなり重たいのです)

今回はその中でも、テラス屋根のご紹介をさせて頂きたいと思います。

テラスといえば、何をイメージされるでしょうか?

例えば、
ベランダやバルコニーで、洗濯物を直射日光や雨から守るためのモノ
犬走りや勝手口付近に設置し、雨から身を守るためのモノ、

というような印象がありますね。
また、例えばウッドデッキの上に設置されているテラスの姿をイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。

いずれもテラスの大きな役割です。

本記事では、テラスってどんな商品?というところから、
普及型の代表的なテラス屋根・デザイン性に特化したオシャレなテラスまで、
また、豊富なオプションのご紹介まで、させて頂きたいと思いますので、
ぜひ、お付き合い下さい。


目次

テラス屋根の特徴とは?

テラス屋根の外観

三協立山アルミのHPより(テラスレボリューA型)
テラス屋根の一般的な特徴は

①テラスは、ポリカーボネート素材の屋根が取り付いています。
一部、波板テラスも普及しておりますが、現在は、ポリカ屋根タイプが主流です。
一般的には、建物(躯体)にビス打ちが必要(一部そうではない商品もあります)です。

ポリカーボネートは、熱可塑性プラスチックの一種。化合物名字訳基準に則った呼称はポリカルボナート。様々な製品の材料として利用されている。モノマー単位同士の接合部は、すべてカーボネート基 で構成されるため、この名が付けられた。ポリカ、PCと省略されることもある

~Wikipediaより引用~

②テラス屋根においては、
真正面から見た時の横幅が間口、横から見たときの幅を、出幅と呼称します。
間口は、関東間・メーターモジュールの2種類・奥行は尺で表記されます。
例えば、間口(関東間)1.5間×出幅4尺(実寸約1.2m) などとよびます。

③基本的に、本体を支えるために柱が設置されますが、
出幅に制限こそありますが、柱なし仕様の商品もあります。
物理的に柱が設置されない場所や、小さなスペースに屋根をかけたい場合は、
柱なし仕様が使われる事があります。
本記事では詳しく紹介しませんが、例えば、勝手口など設置されたりします。

④標準桁・出幅移動桁(移動桁)の2種類があります。
1階に取り付ける場合は、標準桁のパターンが多いです。
移動桁仕様場合は、屋根の先端から柱を少し建物側に下げる事が出来ます。

例えば、バルコニーの設置を例に考えれば、
バルコニー笠木よりも手前に柱を設置し、屋根を笠木の目一杯、もしくは、
バルコニー部よりも、はみ出して屋根をかける事が出来ます。
(バルコニーの場合、一般的に出幅移動桁仕様が標準です)

柱が屋根より手前にくるのが移動桁仕様です。

同じサイズであっても、移動桁は、標準桁よりもお値段が少し高くなります。

⑤各メーカーごとに、オプションが豊富です。
例えば、洗濯物を干される用途の場合は、物干しセットは必要不可欠です。

テラス屋根の取り扱いメーカーを紹介

テラス屋根は、エクステリアメーカーさん各社の主力商品となります。

有名なメーカーは、
リクシル・三協立山アルミ・四国化成工業・YKKapエクステリアの4社です。
各社、普及型のテラスから、フレーム部に木調を交えたオシャレな商品までありますので、
用途や予算に合わせて、お選び頂けます。

一般グレードのテラス商品の紹介

まずは、一般的なグレードの商品のご紹介を、各メーカー別で行います。
それぞれの特徴をぜひ、チェックされてみてくださいね。

スピーネテラス(リクシル)
スピーネテラスについて

スピーネテラスは、リクシルの普及型テラスです。

リクシルのHPより抜粋
Rタイプ/標準桁/SC色

下記、特徴です。

  • 屋根形状がRタイプ/Fタイプとあります。
    上の写真はRタイプです。お好みで選択可能です。
  • 屋根は、ポリカーボネート板・熱線吸収ポリカーボネート板・熱線吸収アクアポリカーボネート板の3種類から選べます。 
  • オプションの物干しセットAは、耐荷重50kgを想定しています。
    大量の洗濯物を一度に干す事が可能です。
  • オプションの前面パネルや側面パネルで、目隠しパネルを設置することで、
    プライバシーを守ることが可能です。
レボリューAテラス(三協立山アルミ)
レボリューAテラスについて

レボリューテラスは、三協立山アルミの普及型テラスです。

三協立山アルミのHPより抜粋
Rタイプ/標準桁/UC色

下記、特徴です。

  • 屋根形状がRタイプ/Fタイプとあります。
    上の写真はRタイプです。お好みで選択可能です。
  • 屋根は、ポリカーボネート板・熱線遮断ポリカーボネート板・防汚ポリカーボネート板の3種類から選べます。
  • Fタイプのみ、出幅20尺(なんと約6m!)の大きなサイズがあります。
    これはテラスとしては、なかなか珍しい大きな出幅を実現しています。
  • オプションの前面パネルや側面パネルで、目隠しパネルを設置することで、
    プライバシーを守ることが可能です
  • オプションにて竿掛けはもちろん、日良けのご用意もあります。
日除け設置イメージ

ソラリア(YKKapエクステリア)
ソラリアについて

ソラリアは、YKKapエクステリアの普及型テラスです。

YKKのHPより抜粋
Rタイプ/標準桁/H2色

下記、特徴です。

  • 屋根形状がRタイプ/Fタイプとあります。
    上の写真はRタイプです。お好みで選択可能です。
  • 屋根は、ポリカーボネート板・熱線遮断ポリカーボネート板・熱線遮断FRP板の3種類から選べます。 
  • オプションの竿掛けセットは、3種類!
  • オプションの前面パネルや側面パネルで、目隠しパネルを設置することで、
    プライバシーを守ることが可能です。
  • オプションで天井カーテンのご用意があります。
カーテン設置イメージ

ワンランク上のテラスのご紹介!

さて、ここまで各メーカーのよく出る普及テラス屋根について
ご紹介していきました。
ここでは、デザイン製に特化した
ワンランク上のテラス屋根をご紹介したいと思います。

シュエット(リクシル)

何やら名前から既にオシャレな感じがしますが…笑。
シュエットは、木目調の意匠が際立つデザイン製のある商品です。

リクシルのHPより抜粋
シュエットの特徴は?

  • 屋根形状はフラット型のみですが、洗濯物を雨から守るなど、
    基本的なテラスの性能を備えつつ、意匠性の高い商品となっております。
  • 木調カラーは、合計4色のご用意。
    エクリュアイボリー・クリエモカ・クリエラスク・クリエダーク
    洋風住宅やモダン住宅など、あらゆる住宅スタイルにマッチ出来ます。
  • 1階設置はもちろん、2階にも設置可能です。
  • ウッドデッキとトータルコーディネートして、
    温もりのある空間を演出出来ます。
  • キャンバス地の日除けを用いて、憩いの空間を演出可能です。

シュエットの写真ファイルを下記に添付します。
すべてリクシルHPより抜粋させて頂いております

テラスSC(リクシル 新商品)

テラスSCは、リクシルより2019年6月に発売されたばかりの新商品です。
こちらの記事を参考にされて下さいませ。

豊富なオプションのまとめ

テラスのオプションは、竿掛けセットや日除け、前面や側面に設置するプライバシーパネル画各メーカーごとに用意されております。
ご希望の商品専用のオプション品をチェックする必要があります。

竿掛けセット

竿掛けセットは、各メーカーにより形状や耐荷重などの性能が若干変わりますが、
基本的な仕様は、ほとんど同じと考えて良いと思います。

竿掛けセットは、吊り下げ式などの種類がありますので、
今回はリクシルの製品を参考に、ご紹介させて頂きます。

竿掛けセットの種類(リクシルにて)
リクシルのHPより抜粋(竿掛けセットA)


竿掛けは、吊り下げ式・壁付け型・可動式(脱着式)などに分かれます。

・吊り下げ式の竿掛けは、上の画像の商品です。一般的な竿掛けですね。
お施主さんの身長に合わせて、長さをカットし設置するのが一般的です。

・壁付け型は、文字通り壁に設置する竿掛けです。
専用の金具を使えば、 テラスの柱にも設置可能です。

リクシルのHPより抜粋

・可動式竿掛けは、レバーによる操作で、3段階の高さを
調整出来るタイプの竿掛けです。
両サイドに竿掛けが吊り下がっている状態が邪魔なケースは、
取外してスペースを確保する事が可能です。

リクシルのHPより抜粋

前面パネル・側面スクリーン

テラスのオプションとして、プライバシーを守るために、
各メーカーにて前面パネルや側面スクリーンが用意されています。

パネルやスクリーンの高さも、プライバシーを守りたい範囲によって、
1段、2段と選べるケースが多いです。

コスト面の比較!

以上、テラス屋根の紹介を数種類、させて頂きました。
さて、お値段については一切触れておりませんが、
結局、どのメーカーさんが安いのか、気になりますよね。

ただ、この記事では定価の比較は、控えておきます。
(実際、この記事で紹介した商品の中で、定価の差はそこまで大きくありませんが)

なぜなら、施工業者さんにより、得意不得意があるからです。
このメーカーは安く出来るけれど、このメーカーの商品は、少し割高!
といったケースも多々!ありますので、施工業者さんと相談されるのが良いかと思います。


以上、今回はテラス屋根のご紹介をさせて頂きました。
まずは、施工業者さんをお決めになって
その後で、お値段やデザイン・機能性をよく比較される事をオススメ致します!

なお、記事内で使用している画像は、全てメーカーHPよりお借りしております。
問題があれば削除致しますのでご連絡下さい。

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