建材は通販できません。基本的には。

立建産業は、祖父の代を含めると50年以上、建材に携わってきました。
その中で、取り扱う商品や仕入先、卸させて頂くお客様も変わっていきました。

中には、祖父の代からお付き合いさせて頂いている取引先もあり、
その辺りの感慨深さを感じられる事は、僕にとって非常に有り難いコトです。

今回は、建材について少し記事にしようかと思います。


さて、当然のように時代の流れは変わっていきます。
量販店ができ、物流網の進歩が始まると同時に、価格競争が激化。
安価な商品が増え、便利な世の中になりました。

物流網の進歩について、さらっと書きましたが、
建材に関しては、網はあれども、進歩しきれていない商品がほとんどです。

進歩終えた商品は、弊社の在庫品でいうと
例えば養生テープや結束線、一輪車などの副資材系、
ポストや表札などの類の商品 などなど。たくさんあります。

まあ言ってしまえば、比較的重量が軽く、なおかつ小さい商品です。
重量が軽くても、商品が長尺であればアウトです。(カット品ならば別です)

上記の商品たちは、物流網が発達した現在において、
低コストで宅配が可能なことは想像に難くありませんよね。

さて、
逆に進歩しきれていない商品は、たくさんあります
重量物、長尺物や、笠のある商品です。
例えば、セメント系、砂利系、土・砂・バラス、ブロック、鉄筋、などなど、
言ってしまえば、建材商品全般
です。

これらは、便利な網を利用する事で、
むしろ逆に莫大な運賃を計上されるかもしくは、
そもそも受け付けしてもらえないのが実情
です。 

~関連記事~

建材は、どこまでいけども重量物であり、扱いにくく、汚れる。つまり、人手が必要です。
施工しやすいモノ・持ち運びしやすいモノがどんどんと開発されてはいますが、
基幹的な商品、そして土や砂などの素材的なことに関しては、なにも変わっていません。
そういう理由で、地元の建材店は、苦しいけれど、需要がある。


まとめます。

皆さんが日常で触れるコトがあまりない建材ですが、
どれも、「」においては欠かせないものです。

そして、その建材は、使用する直前まで、
人手のかかっているモノが多いです。そしてそれは、昔と今で変わっていません。
にもかかわらず、物流網が進歩することにより、
本来、波に飲まれてはいけなかった建材が、波に飲まれてしまい、
値段は安くなり、その後安いところで落ち着いた現状。
ですから、必然的に薄利です。

建材が通販の型にはまらないという事実があるように、
地域の建材屋の存在意義は、人手のかかる商品を供給している点だと思っています。

コメント